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2024.04.26
ーよい社労士の選び方と探し方は?依頼するメリットまで徹底解説!ー
社労士事務所は全国に多くあるため、どこへ依頼したらよいのか選び方に悩む方も多いのではないでしょうか。
せっかく相談するならよい社労士に悩みを聞いてほしいはずです。
社労士を選ぶためには料金設定が明確かどうかや、ニーズに満たした内容を提供しているかを確認する必要があります。
そのほか、信頼関係を構築するうえで相性のよさも社労士の選び方として重要なポイントです。
本記事では、よい社労士の選び方を5つのポイントから解説します。また探し方や依頼するメリットも解説しているため、社労士選びに悩んでいる方は参考にしてください。
よい社労士の選び方!5つのポイントをチェック
よい社労士を選ぶために5つのポイントを紹介します。
1. 料金設定がわかりやすか
社労士事務所の選び方として重要なのが料金体系のわかりやすさです。
業務内容やサービス内容は事務所により異なり、公式サイトにて明示がない場合もあります。
料金の単価が決まっていなかったり、サービス内容が曖昧だったりすると料金が不透明となる可能性があるため、公式サイトを確認してみましょう。
事前に見積もりを依頼しておくと、料金の内訳がわかるためおすすめです。
2. ニーズに満たしたサービス内容か
同じ社労士であっても、サービス内容や業務範囲は異なるため、自身が求めているニーズを満たせる事務所かどうかが重要です。
社労士が提供しているサービスは多くの種類があります。
・労務管理
・雇用契約の作成
・労働時間管理
・年末調整
・給与計算 など
適切なサービスを受けられる社労士事務所を選ぶことで、効果的な支援を受けられます。
3. 親身になってアドバイスしてもらえるか
社労士が経営者に寄り添って、適切なアドバイスを提供してくれるかも選ぶときのポイントです。
時代の変化に対応した提案をしてくれるか、答えがない悩みに関しても親身に聞いてくれるかどうかは信頼関係の構築にもつながります。
もちろん法律に則ったうえで解決策を提示してもらうことは重要です。しかし、経営者の気持ちを理解していない社労士だとビジネスパートナーとしてふさわしいとはいえないでしょう。
社労士が経営者の課題に寄り添ってくれているかどうかは、無料相談のときに見極める必要があります。
4. デジタル化社会に遅れをとっていないか
社労士の選び方でポイントとなるのが、ITに強いかどうかです。
社労士事務所が電子申請やクラウドシステムの活用など、デジタル技術の進化に対応していると労務管理の効率化のほか情報の正確性を高められます。
ペーパーレスが進む現代社会において、書面の手続きが必要となれば押印や送付の手間がかかります。
デジタル化社会に適応していると、手続きが簡素化されて便利です。
むだを省き、ITに強い社労士を選ぶことが大切です。
5. 相性が良いか
社労士と経営者はビジネスパートナーとして、信頼関係が重要です。相談しにくい雰囲気だと悩みを打ち明けにくくなるでしょう。
また、コミュニケーションが円滑にできないと、意図とは異なる成果物ができあがる可能性もあります。
専門知識をできるだけわかりやすく説明してくれるか、接しやすいかが重要なポイントです。
無料の初回面談を利用し、社労士の対応や雰囲気などから相性のよさを確認する必要があります。
社労士は選び方のほかに探し方も重要
社労士を選ぶときには、探し方も重要です。
ここでは社労士を見つけるときの探し方を紹介するため、選び方とあわせて理解しておきましょう。
Webから探す
幅広い選択肢から選べるのがWeb検索のよさです。比較サイトやSNSなどから口コミ評判もわかるため、信頼できる社労士かどうかの判断もしやすくなります。
なかでもWebで社労士を探すときには「社労士事務所が運営する自社サイト」がおすすめです。「社労士の紹介サイト」は社労士事務所と関係のない会社が発信しているケースが多くあるため、信頼性に欠けます。
Webで探すときには自身に必要な情報のみ選択し、評判のよい社労士を見つけることが大切です。
金融機関から紹介してもらう
金融機関からなら、信頼性の高い社労士を紹介してもらえる可能性があります。業務上、金融機関と連携している場合が多くあるため、一度取引先の銀行や信用金庫で相談してみることがおすすめです。
ただし、金融機関の担当者は社労士ではありません。必ずしも優秀な社労士を紹介してもらえるとは限らないため、人柄や雰囲気、事務所の強みなどは直接話し合って理解する必要があります。
知り合いや友人から紹介してもらう
知人の経験に基づき、リアルな意見や評判を聞けることから高い信頼性が期待できます。当然、よいことのほかデメリットな部分も知れるため、納得したうえで社労士を決められます。
ただし、紹介の機会が限られていると選択肢が制限される点はデメリットです。知り合いから紹介してもらった罪悪感から、断りにくくなる方もいるため、注意が必要です。
社労士に依頼する3つのメリット
社労士に労務関係に関する相談をすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは3つのメリットを紹介します。
1. 労務周りの手続きから解放される
社会保険や労働保険周りの手続きは自分ですると難しいうえに、多くの手間がかかります。従業員が増えれば増えるほど必要となる手続きが多くなるでしょう。
社労士が給与計算や労働契約の作成などを代行すると、これまで必要だった時間や労力を熱の仕事へと使えます。
労務担当者をおいている企業もありますが、専門知識のある社労士へ一任すると業務の負担にもつながります。
2. 労務トラブルを防止できる
従業員が増えると労働者と何らかのトラブルが生じる可能性が高くなります。
たとえば残業代の問題、パワハラやセクハラといったトラブルなどがあげられます。一度問題が生じると落ち着くまで時間がかかるほか、お金も必要です。
社労士が雇用契約書の作成や就業規則の整備を行うと、未然にトラブルを防止できるでしょう。
労務関係のコンプライアンスを見直すうえでも、社労士への相談がおすすめです。
3. 時間的・人的コストを削減できる
社労士へ依頼すると時間と人的コストを削減できます。
労務担当者が退職した際には、次の担当者に対して教育の時間が必要です。また採用や異動業務も増えるため、時間的コストがかかります。
さらに、従業員のなかに労務担当者がいると当然給与が発生し、金銭的なコストも必要です。
専門知識のある社労士へ依頼すると教育にかける時間が不要で、雇用するよりも人的コストを削減できます。
まとめ
社労士の選び方は下記5つの点に注意しましょう。
1. 料金設定がわかりやすか
2. ニーズに満たしたサービス内容か
3. 親身になってアドバイスしてもらえるか
4. デジタル化社会に遅れをとっていないか
5. 相性が良いか
社労士へ一任すると、教育にかける時間と人的コストまで削減できます。
社会保険や労働保険など、悩んでいる方は一度社労士事務所へ相談するとよいでしょう。