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2024.04.19

ー社労士の主な仕事内容とやりがいについてわかりやすく解説ー

社労士はどのような仕事をしているのか、詳しい内容を知らない方も多いのではないでしょうか。

法律や労働に関する内容を取り扱っていることは理解していても、具体的なイメージを抱きにくいかもしれません。

社労士とは正式に社会保険労務士と呼ばれ、労働に関する専門的な業務を行う国家資格です。
ほかの職種にはできない独占業務をもち、専門的な知識が求められます。

本記事では社労士の仕事内容とやりがいについて詳しく解説します。社労士として働きたい、資格取得を目指している方は参考にしてください。

 

社労士の主な仕事内容3つ

社労士の仕事内容は主に3種類あります。

 

・1号業務|提出手続きの代行
・2号業務|帳簿書類の作成
・3号業務|コンサルティング

 

独占業務と呼ばれる、社労士にしかできない仕事もあるため詳しく解説します。

 

1. 1号業務|提出手続きの代行

1号業務は提出手続きの代行です。

社労士の1号業務は独占業務のため、他の職種では行えません。

具体的には下記のような手続きの代行が可能です。

 

・雇用保険、労災保険の新規加入や解除手続き
・労働基準監督署への届出書類の作成や提出
・年末調整や社会保険料の計算と申告

 

普段慣れない言葉も多く出てくることから、悩めるお客さまの負担を軽減するために社労士がサポートします。

働き方改革の影響から社労士の活躍の場は大きく広がっています。

 

2. 2号業務|帳簿書類の作成

2号業務は帳簿書類の作成です。

社労士の2号業務も独占業務のため、他の職種では行えません。

経営の健全性を保つためには、法的要件を満たした正確な帳簿書類の作成が重要です。

主に企業の財務管理に関わる幅広い業務を行っています。

 

・月次の給与計算や社会保険料の計算と申告
・労働時間の管理
・源泉徴収票の発行
・年末調整の実施

 

帳簿書類はすべて労働基準法での作成が定められています。

専門知識を活かしてお客さまの負担を軽減し、的確な経営支援を提供するのが社労士の2号業務です。

 

3. 3号業務|コンサルティング

3号業務は1号と2号と異なり、独占業務ではありません。

法令順守や人事労務管理など、経営に関わる課題解決のサポートを行います。

具体的には下記のような仕事を取り扱います。

 

・労働契約書や就業規則の作成と改定
・労務管理の見直し
・労働トラブルの解決
・労働法や労使関係に関するアドバイス

 

豊富な経験と専門知識を活かし、お客さまのビジネスの発展と安定をサポートします。

経営環境は日々変化するため、対応を迫られている企業が多い傾向です。

企業の状況やニーズに適したアドバイスができる社労士が、より求められるようになるでしょう。

 

社労士が活躍できる就職先と仕事内容

ここからは、社労士が活躍できる就職先と仕事内容を解説します。

 

一般企業の人事や法務関係

社労士は、一般企業の人事や法務部門で活躍できます。

主に雇用管理や労働法の遵守、労務トラブルの解決など、労務関連業務を担当する場合が多いでしょう。

企業は労働環境の変化に対応する必要があるため、法的な知識をもつ人材を求めています。

一般企業で実績を積んだら、社労士として独立や開業するケースも多い傾向です。

 

独立・開業

社労士として独立、開業してお客さまの労務管理や法令遵守のコンサルティングを提供します。

独占業務をもつ社労士は独立や開業しやすいため、将来的に目指す方も多くいるでしょう。企業に勤めているときとは異なり、努力次第では高い収入も見込める点がメリットです。

自分の知識と経験を最大限に活かせる働き方といえます。

 

社労士事務所

社労士事務所では、企業や個人のクライアントに対して労務管理を行います。

 

・給与計算
・社会保険手続き
・労働紛争の解決など

 

社労士がもつ専門的なサービスを提供できる社労士事務所は、定番の働き方です。

社労士の仕事を専門的に扱うことから、即戦力となる人材を求める場合もあります。

人脈を築きやすいため、将来的に独立したいと考えている方は経験が詰める社労士事務所がおすすめです。

 

弁護士事務所

弁護士事務所では、労働法務や労務管理に関する法的なアドバイス、労働紛争の代理人業務を行います。

もちろん弁護士は法律のプロですが、労務問題が多くなっている近年では社労士も高い需要があります。

弁護士が法律全般の専門家であるのに対し、社労士は労務問題や年金問題に特化した専門家です。

一般企業の法務関係の仕事とは違った視点から仕事ができるでしょう。

 

会計事務所

会計事務所や税理士法人では、社労士が労務管理や法令遵守に関するコンサルティングやサポートを提供します。

しかし会計事務所の主な業務はあくまで会計です。社労士が担う業務がいくら独占業務であってもサポートにすぎません。

スキルやキャリアを積んだら独立、開業すると社労士の資格を最大限活かせるのでおすすめです。

 

社労士の仕事内容は難しい?やりがいはある?

難しそうなイメージがある社労士のやりがいを紹介します。

これから社労士を目指そうと考えている方は参考にしてください。

 

労働者のサポートができる

社労士の顧客は企業の経営者がメインです。

労働者は労働条件や権利の保護を必要とします。社労士は労働者の相談や労働トラブルの解決を行い、労働者がもつ労働条件や権利権利を守ります。

働きやすい環境づくりをサポートするのが社労士です。

社労士は労働者の側に立ち、働く方の権利を守りながら安心して仕事ができる環境を提供します。

お客さまに喜んでもらえることは、大きなやりがいになるでしょう。

 

努力次第で高収入を得られる

専門知識をもった社労士は需要が高く、努力次第では高額な報酬を得られる可能性があります。

まずは、優れたクライアントサービスや専門的なコンサルティングをとおして、お客さまとの信頼を築くことが重要です。求められた価値を提供できると、成果として返ってくるでしょう。

独立開業すると自らのビジネスを拡大できるため、より収入を伸ばせます。

社労士は努力と専門知識を活かし、高収入を得られる職業です。社労士としての目標に向かっていくことで、安定を手に入れられます。

 

専門スキルを活かして活躍できる

社労士は労働法や社会保険などの専門知識をもつため、幅広い業種や職種で高い需要があります。

具体的な職場は下記のとおりです。

 

・一般企業の人事部門や法務部門
・社労士事務所
・弁護士事務所
・会計事務所など

 

そのほか、自ら独立して開業することも可能であり、自己のビジネスを構築できる強みがあります。

社労士は専門スキルを活かして多様な分野で活躍できる職業です。

企業にとっても重要な役割を果たすため、活躍できるとやりがいを感じられるでしょう。

 

まとめ

社労士の仕事内容は主に3つあります。

 

・1号業務|提出手続きの代行
・2号業務|帳簿書類の作成
・3号業務|コンサルティング

 

労働に関する専門業務を行い、社労事務所に限らず一般企業からも需要が高まっています。

社労士だからこそできる独占業務もあり、専門的なスキルを活かして仕事できる点が特徴的です。

労働者の気持ちを考え働きやすい環境を整える社労士にとって、お客さまに喜んでもらえることが最大のやりがいといえるでしょう。